小屋の解体費用は?|内訳、自分で解体する注意点、費用を安く抑える方法まで解説

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小屋の解体費用がいくらなのか、分かりますか?

実は、小屋の解体費用は、坪単価20,000~40,000円程度が相場だとされています。ただ材質、造り方によって、基本的には費用が違ってきます。

  • 小屋の解体費用は、坪単価20,000~40,000円程度が相場
  • 小屋の解体費用は材質、造り方によって費用が違う
  • この記事では、小屋の解体費用について疑問に感じている人のために、小屋の解体費用について、そして内訳について解説します。

    これで、もう小屋の解体費用を悩む必要はありませんよ。

    最後まで読めば、小屋を自分で解体する注意点解体費用を安く抑える方法について解説します。ぜひ、ご覧ください。



    1. 小屋の解体費用

    小屋の解体費用は、種類によって違いがあります。これは、小屋ごとに使われている材質と、造り方が違うためです。

    同じ小屋に見えても、費用が全然違ってきますよ。

    そのため、小屋の解体費用を押さえるためには、まず小屋の種類から確認しましょう。


    1.1. 小屋の種類

    小屋は大きく分けて、5つの種類があります。どのような種類があるのか、以下の表をご覧ください。

    種類 特徴
    木造 工場で作られた木質系のパネルを、木材の枠組みに当てはめる方式です。主な材質としては木材になります。
    鉄骨造 軽量鉄骨を柱、梁、ブレースといった骨組みに使用した方式です。ただし、設置されるパネルは鉄骨ではありません。主な材質は鉄骨です。
    コンクリート造 工事で作られたコンクリートパネルを、現場で組み立てる方式になっています。主な材質はコンクリートです。
    ユニット系 工場で作られたユニットを設置する方式です。あらかじめ必要な設備類も工場で設置されています。主な材質は木材や鉄骨です。
    鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリートが主な材質です。数は少ないですが、日本だと無印良品の小屋が鉄筋コンクリートで造られています。

    このように、同じ小屋でも、材質、造り方が違うことが分かると思います。もちろん、造り方や材質が小屋ごとに違うように、解体費用も、それぞれ違ってきます。


    1.2. 種類ごとの解体費用

    小屋の解体費用は、種類によって違います。どのように違うのか、以下の表をご覧ください。

    種類 坪単価
    木造 25,000〜40,000円
    鉄骨造 25,000〜45,000円
    コンクリート造 17,000~50,000円
    ユニット系 8,000~30,000円
    鉄筋コンクリート造 30,000〜60,000円

    表をご覧になると、種類によってそれぞれ解体費用が違うことが分かると思います。住宅の場合、木造の方が一番安いですが、小屋になると他の材質と大きく変わりませんね。


    また一般的には、小屋の解体費用は坪単価20,000~40,000円程度が相場だとされています。


    ただし、これらは目安にすぎないので、参考程度に収めておいてください。


    2. 小屋の解体費用の内訳

    小屋の解体費用には、様々な費用が含まれています。これらの費用は、小屋の解体工事に欠かせない費用です。

    例えば、解体工事を行う作業員の人件費や、産業廃棄物や不用品の処分費用などがあります。

    それでは一体、小屋の解体工事にどのような費用が発生しているのか、内訳を確認してみましょう。


    2.1. 人件費

    解体工事に欠かせないのが「人件費」です。どのような工事でも、作業員というのは必ず必要になります。

    人件費は、作業員の人数、そして工事期間によって決まります。

    もし、作業員の人数が多く、工事期間も長くなってしまったら、人件費が高額になってしまうので注意してください。

    心配な人は、見積もりの段階で何人の作業員が、何日間作業するのか、業者に確認してみましょう。


    2.2. 重機回送費

    解体工事に使う重機の運搬費用です。この費用は、重機を現場まで運搬する費用、燃料代、レンタル代などの費用になります。

    一般的には、30,000~50,000円程度です。しかし、運搬までの距離が遠い場合、費用が割高になります。

    また、業者によって重機運搬費の範囲が違ってくるので、疑問に感じた人は、業者に重機運搬費が何に使われているか質問してみましょう。


    2.3. 産業廃棄物の処分費用

    解体工事で発生した産業廃棄物の処分費用です。正確には、小屋の解体で発生した廃棄物を分別して、処分場まで持っていく費用になります。

    小屋の解体工事で出てくる産業廃棄物としては、柱など建材、内装材、外壁材などです。

    産業廃棄物は、解体する小屋の坪数により費用が変わってくるので、規模が大きい人は費用が高くなってしまうことを押さえておきましょう。


    2.4. 基礎の撤去費用

    小屋の基礎を撤去する費用です。この工事は「付帯工事」として、別に費用を請求されます。

    この費用は基礎の他にも、塀や樹木、庭石、井戸なども含まれますが、小屋の場合、基礎部分の撤去費用が主です。

    また、基礎の撤去費用は高額になりやすいので、見積もりの段階で業者に費用の目安を聞いてみましょう。


    2.5. 立地条件による費用

    小屋の解体は立地条件によって、費用が変わってきます。これは、立地により解体工事で余計な手間が発生してしまうからです。


    例えば、重機を置くスペースがないと手作業にする解体をしなくてはなりません。この場合、通常より費用が2倍で請求されます。

    また、トラックが入らない、置くスペースがない場合、道路にトラックを置かなくてはなりません。その場合、道路にトラックを置く申請代や、警備員を配置する費用が発生します。

    さらに、近隣との距離が近い場合、防音・防塵対策として養生を設置しなくてはなりません。この養生の設置費用も追加で請求されます。


    このように、立地条件によって費用が変わってくることを押さえておきましょう。


    2.6. 不用品処分の費用

    これは、小屋の中にある不用品の処分費用です。解体工事では、不用品の処分も合わせて行います。

    そのため、もし小屋の中に多くの不用品がある場合、自分で処分できる物は自分で処分することがおすすめです。

    少しでも不用品を減らすことができれば、解体費用を抑えられますよ。


    3. 自分で小屋を解体する時の注意点

    小屋の解体費用を安く抑える一番の方法は、自分で解体することです。これなら、費用をかけずに小屋を解体することができます。

    それに、建物を解体するのと違って、小屋なら個人でも無理せず解体することができそうですよね。

    しかし、もし小屋の解体を自分で行う場合、いくつか注意する必要があります。それでは、どのような点に注意すべきか確認してみましょう。


    3.1. 建設リサイクル法の届け出

    自分で小屋を解体する場合、建設リサイクル法の届け出を行う必要があります。

    これは、小屋の延べ床面積80㎡以上、特定資材を用いている場合、着工の7日前に各自治体へ届けなくてはなりません。

    万が一、建設リサイクル法の届け出を忘れた場合、20万円の罰則が発生してしまうので注意が必要です。

    もし、自分で小屋を解体する場合は小屋の面積、そして使われている資材を確認しましょう。


    3.2. 道路使用許可の届け出

    もし道路にトラックなどを置く必要がある場合、道路使用許可の届け出を行いましょう。

    これは、道路交通法により、交通の妨害になる物を道路に置くことは禁止されているからです。しかし、道路使用許可の届け出を行うことで、一時的に道路の使用が認められます。


    そして、この道路使用許可は、当然ながら管轄の警察署に届け出を出さなくてはなりません。

    工事に関わる届け出なので、手数料として2,700円請求されます。(自治体によって費用に違いがあります)


    もし、道路使用許可の届け出を行わなかった場合、3カ月以下の懲役、または50,000円以下の罰金が科されるので、注意しましょう。


    3.3. アスベストは無理

    小屋にアスベストの使用が確認できた場合、解体を諦めましょう。なぜなら、アスベストの除去は無資格では無理だからです。

    正確には、石綿作業主任者技能講習を受けるなど、専門的な知識を身に着ける必要があります。

    そのため、普通の人がアスベストを除去する、ということは難しいと覚えておいてください。


    3.4. 近隣への配慮

    小屋を自分で解体する場合、近隣の配慮を行いましょう。なぜなら、解体工事は騒音・粉塵の原因になり、周りに迷惑をかけるからです。

    なので、解体工事を行う前に、近隣の住民に解体工事を行うことを挨拶しておきましょう。これだけでも、近隣のトラブルを防ぐことができます。


    3.5. ケガ・事故のリスク

    当然ながら、自分で小屋を解体するとケガ・事故の原因になります。これは、小屋の解体でも、専門業者が必要な工事の一種であることに変わりないからです。

    例えば、高所からの転落や、廃材にぶつかってしまうといった危険性があります。

    もし、自分で小屋を解体する場合は、ケガ・事故のリスクをあらかじめ把握しておきましょう。


    4. 小屋の解体費用を安く抑えるには?

    小屋の解体費用を安く抑えましょう。これは、小屋の解体費用でも高額であることに変わりないからです。

    例えば、もっとも安い費用で抑えられる木造5坪の小屋の解体工事でも、費用として15万円以上かかります。

    ほかの解体工事の費用と比べると安いかもしれませんが、一度に15万円の大金を払うのは覚悟が必要です。

    そのため、少しでも小屋の解体費用を安く抑えるためにも、費用を安く抑える方法を確認しましょう。


    4.1. 建物滅失登記を行う

    小屋の解体費用を安く抑えるためにも、建物滅失登記を自分で行いましょう。

    これは、司法書士や土地家屋調査士に依頼することも可能ですが、そうなると4~5万円の費用を請求されるからです。

    専門業者に依頼せずとも、自分で法務局に登記することが可能なので、費用を少しでも安くするためにも、自分でやってみましょう。


    ただし、もし1カ月以内に建物滅失登記を行わないと、10万円以下の過料が科され、延々と固定資産税を支払い続けることになります。


    不安な人は、専門業者に依頼することもおすすめです。しかし、小屋の解体費用を少しでも安く抑えたい人は、建物滅失登記を自分でやってみましょう。


    4.2. 補助金制度を使う

    小屋の解体費用を安く抑えるためにも、補助金制度を使ってみましょう。

    これは、自治体によっては小屋の解体でも補助金を設けている地域があるからです。

    ただし、自治体ごとに条件や支給額が違います。補助金を申請したい人は、事前に確認しておきましょう。


    4.3. 直接業者に依頼する

    小屋の解体費用を安く抑えるには、業者に直接依頼しましょう。これは、中間マージンを省くためです。

    実は、大手業者に依頼すると下請けに依頼することがあります。この時、下請けに仕事を仲介したとして「中間マージン」が発生し、費用に上乗せされてしまいます。

    そのため、少しでも中間マージンを発生させないためにも、できるだけ業者に直接依頼しましょう。


    4.4. 相見積もりを行う

    小屋の解体費用を安く抑えるためには、相見積もりを行いましょう。なぜなら、一社だけの見積もりでは相場が分からないからです。

    相見積もりをすることで、ほかの業者と比較検討が可能で、もっともお得に、信頼できる業者を選ぶことができます。費用を安く抑えるためにも、相見積もりを行いましょう。


    5. 解体費用を把握して、安心して小屋を解体しよう

    ここまで、小屋の解体費用、内訳、自分で小屋を解体する時の注意点、費用を安く抑える方法について解説してきました。

    小屋の解体費用は、材質や造り方によって費用が違ってきます。ただ、大体の相場としては坪単価20,000~40,000円程度になります。

    小屋の解体費用を把握して、安心して解体を行ないましょう。