プレハブの解体にかかる費用の相場とその流れを把握する

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プレハブの解体にかかる費用の相場とその流れを把握する

プレハブと聞くと思いつくのは倉庫や物置などが多いです。実際、人が住む家屋というよりは、ちょっとした事務所、集会所、物置などに多いイメージではないでしょうか。 そんなプレハブは、広さや大きさも使う用途によってさまざまです。使うことがなくなった場合には、大きさてきにも邪魔になって解体を検討しているという方もいるのではないでしょうか。 しかし家屋と同じく、解体をするのには費用はかかります。具体的な相場がわかっていれば、解体したいときにスムーズに進めることができるでしょう。そして、プレハブにも実は材質に種類があるため、それによっても解体費用は変わります。今回はプレハブの解体かかる費用に着目していきます。


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1. プレハブの種類

プレハブの解体の流れや費用の相場を紹介していく前に、まずはプレハブの種類について見ていきます。「プレハブ」にも実は種類がいくつかあります。その種類によっても解体費用は異なってきます。ではどのような種類があるのでしょうか。

プレハブの種類は4種類ある

そもそも「プレハブ」とはなんなのかというと、既に工場にて作られた部材を現場で組み立てていく建築構法のことをそう呼びます。そしてその種類は4種類あり、それぞれ特長があります。詳しく1つ1つ見ていきましょう。

木質系プレハブ

木質系プレハブは、木質系の材料で壁や床、天井などを組み立てていく建築構法です。さまざまな建築の仕方に対応でき、木質系の中でさらに「パネル式」と「軸組方式」、「軸組パネル方式」といった3種類があるのですが、現在ではパネル式を主に扱っています。 このパネル式とは、すべての面で一体的に接合するため、震度1〜3程度の地震には特に問題もなく対応するのが特長です。

ユニット系プレハブ

溶接やボルトで鉄骨を箱型のフレームにした後、そこに不燃パネルやコンクリート、さらにセラミック板を取り付けて箱型ユニットを作ることができるのがユニット系プレハブです。 例えば、キッチン回りや電気コードの配線、配管などの設備の設置も工場で行われます。工場作業が多いため、作る製品や部材のばらつきが少なく、安定した品質なのが特長となっています。

鉄骨系プレハブ

鉄骨系は、工場である程度溶接した鋼材を使用して、現場でボルトで固定するタイプです。工期が短く済むため、コストを抑えられるというところがメリットとなります。 また、鉄骨系プレハブは火災に強いのが特長です。敷地対応への対応力も高いため、間取りに関しても自由度が大きいのが魅力的でしょう。

コンクリート系プレハブ

木質系プレハブと同じく、工場でコンクリートパネルを生産してから現場で組み立てていくという工法なのがコンクリート系プレハブです。 遮音性に優れておりますし、コンクリート系プレハブの最大の特長というのがその性能の高さと言われています。遮音性のみならず、耐久性と耐火性も高く、他の工法と比較すると長期間利用できるという利点があります。 但し、注意が必要なのは、コンクリートの重みによって、地盤のゆるい場所などでは地盤補強する必要があります。

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2. プレハブ解体にかかる費用相場

プレハブの解体には実際どのくらいかかるのかというのは気になるところではないでしょうか。費用は、先ほど紹介したプレハブの種類によって変わっていきますので、相場がどのくらいかを予め知り、プレハブ解体の参考にしましょう。

費用は材質によって違う

金額の目安は、以下に表でまとめてみました。あくまで参考となっていますが、それぞれの材質で比較してみましょう。
材質 相場(1坪当たり)
木造 20,000円〜40,000円
軽量鉄骨造 25,000円〜40,000円
鉄骨造 25,000円〜40,000円
鉄筋コンクリート造 30,000円〜60,000円
1坪当たりで計算していますが、大体18,000円〜40,000円が相場となっています。鉄筋コンクリート造が高めになっていますが、リサイクルできる廃材が少ないために割高になっています。表のように計算すると、費用の相場は以下のとおりです。
  • 6畳程度の木質系プレハブは13万円
  • 資材置き場などに使用していた平屋プレハブは28万円
  • 300�u程度の軽量鉄骨系プレハブは200万円
これはあくまで参考程度ですが、坪の大きさによって変動します。

追加費用は必要になってくる場合

2004年4月に「建築物等に係る分別解体等及び再資源化等の義務付け」が執行されましたが、これにより80�u以上の建物の解体費用が高額になってしまいました。さらに80�u以上のプレハブの解体の前には、届け出が必要です。そしてそのプレハブ解体に、追加費用がかかってくる場合があります。その例は以下のとおりです。
  • 重機が入らないために手壊しになる場合
  • プレハブの部材にアスベストが含まれている場合
  • プレハブ内の置物の撤去がある場合(家財道具、事務用品、水道、お手洗い)
  • 解体現場と処理場までの距離が長い
基本解体作業には重機が必要です。これが入らなければ手壊しになるため、その分作業員の数も増えますので費用が高額となってしまいます。

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3. プレハブ解体の流れ

プレハブ解体の費用は、坪の大きさやプレハブの材質によって変わります。場合によっては高額になるため注意が必要なところです。続いては、プレハブの解体の流れを紹介していきます。費用の相場について知った後は、解体作業の流れを知り、プレハブ解体の参考にしましょう。

解体工事の流れは一般家屋とはさほど変わりない

プレハブの解体工事の流れは、一般家屋を解体するときの流れとさほど変わりありません。しかし、一般家屋よりプレハブは規模が小さいため、撤去作業は早く終わるケースもあります。撤去作業に要する時間は早くて当日に終わりますし、もし長くなったとしても数日間で済むでしょう。では、具体的な解体工事の流れを紹介します。

現場で調査して見積もりを出してもらう

業者によってはおおよそで電話見積もりをしてくれるところもありますが、実際の現場を見てもらった方がより正確な見積もりを出してもらえるので、現地を見てもらうようにしましょう。 さらに、プレハブ内の処分するものもあればそれらも見てもらって、立ち会いしながら業者の対応をチェックするのがおすすめです。見積もりを出してもらった後は、その内容をよく確認して、双方納得の上で契約に進みましょう。

工事着工前に近隣への挨拶は大事

解体工事となると、騒音があって近隣の方に迷惑をかけてしまうことがあります。迷惑をかけてしまう前に、そのことを近隣の方に挨拶回りをして伝えておくようにしましょう。業者も挨拶をしますが、ご自身もやっておくべきことです。また、その時に具体的な期間などを伝えることも忘れずに。

配管配線などは撤去しておくこと

プレハブ内で電気、ガスなどを利用していた場合は、それらも工事前までには撤去しておくように手配しておくようにしましょう。但し、水道に関しては、工事中のホコリの飛散予防のために散水用にするときもあるため、業者に止めるものとその開始日も確認しておきましょう。

基本はプレハブの組み立て作業の逆の手順

いざ解体作業に入る前に、ホコリやごみが飛散しないために養生することもあります。この養生では、散水してゴミなどが飛散しないようにしたりすることが多いです。その他には以下のものを撤去作業していきます。
  • 屋根、内装、側壁、床などを撤去
  • プレハブの基礎と中に残った細かいものの撤去
まずこれらの撤去では、足場を組んで行い、ある程度手作業で撤去できるものを撤去してから屋根などを撤去していきます。すべての撤去を終えた後は、地中に廃材が残っていないかのチェックに入ります。この地中の確認をしっかり行う業者は良い業者と言えるでしょう。

最後に清掃と整地を行う

プレハブ解体後は、解体して撤去した後の土地を平らに整地する作業に入ります。整地作業は業者によっては差が出てくるため注意が必要です。例えば、大きな残物がありながらも整地完了にする業者もあれば、しっかり最後まで手作業も含めてキレイに仕上げてくれる業者もあるため、こればっかりは、やってみないと分からないこともあります。 そして、すべての作業が完了後には、可能であれば一緒に業者と立ち会って、残りのものがないか確認をしましょう。なにも無ければ工事はすべて完了となります。もし、解体後の土地を駐車場にする場合は、コンクリートなどを使って舗装工事を施します。そうしたい場合は、業者に伝えておきましょう。

4. プレハブは自分で解体できるのか

解体作業は業者に頼むことが多いですが、その作業を、業者に頼まずに壊して撤去して整地して清掃してと自分自身でできるのでしょうか。続いては、そのところをご説明していきます。

建築リサイクル法に基づいて届け出を行う

80�u以上のプレハブは、建築リサイクル法と呼ばれる法律により、届け出を行う必要があります。この届出は、着工日の7日前までにと決められていますので忘れないようにしましょう。まず、解体したいプレハブがどのくらいのサイズなのか、坪数の測定をしっかり行いましょう。80�uよりも小さければ、届け出は不要となります。 また、プレハブが登記している建物の場合、法務局に出向いて建物滅失登記の申請を行い、さらに解体した廃材を路上などに一旦置いておきたい場合は、道路使用許可が必要になりますので覚えておきましょう。

事前調査は絶対に忘れてはいけない

プレハブに、万一アスベストが使われていたら、自分での解体作業は諦めましょう。アスベストが数年前に人体に危険が及ぶとされていたように、自分自身だけではなく、近隣の方にも被害を与えてしまう可能性は大きいです。そのため、アスベストが含まれていないかの事前調査を行いましょう。調査なしでの作業は、罰せられてしまうので気を付けましょう。 アスベストが含まれているかどうかのチェックは、事前に専門家に確認してもらいましょう。

必要な工具を揃える

解体するのに必要なのは工具です。プレハブの大きさによって必要なものは変わりますが、大体は以下のとおりのものを準備します。
  • ヘルメット
  • 安全靴
  • 作業着
  • 軍手
  • バール
  • ハンマー
  • チェーンソーなど
少なくとも、上記のものを用意してください。そしてなにより、1人での作業よりは、最低でも2人以上で作業するのがおすすめです。1人では時間かかりますし、なるべく大勢の作業員を集めて解体工事に取り掛かりましょう。

解体工事を自分で行うことのリスク

業者に頼まず、自分で行う場合は、それなりにリスクが伴います。例えば高い場所での作業の際には転落の恐れがありますし、重いものを運ぶときには怪我の恐れもあります。また、使い慣れていない工具などでの怪我や重大な事故ということも有り得ないことではないでしょう。 元々、工事現場や工具に不慣れな素人には、それなりのリスクが伴うということを十分に理解して、作業を行う必要があります。

廃材処分の方法

いざプレハブ解体をした後、その残った廃材はどうしたら良いのかといいますと、物によっては再利用できなくもありません。リサイクルショップに持ち込んで無料引き取りしてくれることもあります。 それ以外では、多少の費用は掛かりますが、不用品業者に頼むというのも1つの手段です。しかしここで注意しないといけないのが、自治体のから一般廃棄物の許可をもらっていない業者による回収は違法であるということです。つまり、不用品業者も自治体から許可もらっているかどうかを調べる必要があります。

5. プレハブの解体は業者に任せよう

倉庫や物置、他にも事務所などに使われるプレハブが不要になったときは、DIYで行うよりもきちんとした業者にお任せするのをおすすめします。DIYでは、業者がやってくれるような届け出や事前の調査、解体、撤去、整地から清掃まですべてを自腹で行うため、もしかしたら業者に頼むよりリスクがありますし、業者にお任せした方が賢明な判断といえるでしょう。坪数、材質によって解体費用が異なりますが、業者に頼む際はきちんと現場を見てもらい、見積もりを出してもらいましょう。

ヌリカエならプレハブの解体も相談できる

今回はプレハブの解体に着目して紹介しましたが、「プレハブの解体に関するご相談は、ヌリカエで行うこともできます。プレハブを解体したいけれどどこで相談しようかお悩みの方は、ぜひヌリカエに相談してみましょう。

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